イジワルな彼は私を溺愛しています ②
元旦
*side 有紀
朝、目を開けると和海とベッドで寝ていた。
昨日は車で寝たから、誰かが運んでくれたのだろう。
今日は水沢家に行かなければならない。
あのデカすぎるお城の家に。
「はぁ」
私は和海のほっぺを触りながら時間を潰すことにした。
スベスベ肌でもちもちだ。男でこんな肌を持っているなんて羨ましいかぎりだ。
ひとしきりほっぺを触ったら次は髪の毛だ。
こっちはフサフサで、傷んでいない綺麗な黒髪だ。
触り心地最高。
私はずっと和海の髪の毛をいじっていた。
「有紀」
突然、和海の目が開いた。
「何してるの」
「な、何でもない。今日はすることが沢山あるから、急いで準備しないと」
私は和海に捕まらないうちにベッドから起き上がった。
「今日は6時に車に乗らないといけないから」
「ああ、あと5分だな」
「あと5分?!」
私は和海で遊んでいる場合じゃなかったのだ。
急いで仕事部屋にある書類をかき集めて、適当な服を着て、玄関に向う。
和海が玄関にいた。
「行ってきます」
和海は私をハグしてキスした。
「いってらっしゃい」
和海の声に見送られて私は頬を赤くしたまま家を出た。
朝、目を開けると和海とベッドで寝ていた。
昨日は車で寝たから、誰かが運んでくれたのだろう。
今日は水沢家に行かなければならない。
あのデカすぎるお城の家に。
「はぁ」
私は和海のほっぺを触りながら時間を潰すことにした。
スベスベ肌でもちもちだ。男でこんな肌を持っているなんて羨ましいかぎりだ。
ひとしきりほっぺを触ったら次は髪の毛だ。
こっちはフサフサで、傷んでいない綺麗な黒髪だ。
触り心地最高。
私はずっと和海の髪の毛をいじっていた。
「有紀」
突然、和海の目が開いた。
「何してるの」
「な、何でもない。今日はすることが沢山あるから、急いで準備しないと」
私は和海に捕まらないうちにベッドから起き上がった。
「今日は6時に車に乗らないといけないから」
「ああ、あと5分だな」
「あと5分?!」
私は和海で遊んでいる場合じゃなかったのだ。
急いで仕事部屋にある書類をかき集めて、適当な服を着て、玄関に向う。
和海が玄関にいた。
「行ってきます」
和海は私をハグしてキスした。
「いってらっしゃい」
和海の声に見送られて私は頬を赤くしたまま家を出た。