イジワルな彼は私を溺愛しています ②
「っ〜」

頭がキーンとする。

でも、もう一口食べた。

「和海も食べる?」

さっきからずっと私を見てくる和海に言った。

和海は口を開けた。

私は少し躊躇してからかき氷を和海の口に入れた。

「冷たっ。よくこんなもの食えるな」

和海は眉をひそめて言った。

「かき氷なんだから当たり前でしょ」

最後の一口を口に入れて言った。



おまけ。

その日の夜は和海と二人でホテルに泊まった。

もちろん、寝れてなんかない。

しかも、和海は焼けた私の足をオイルを塗るとか言って触ってくる。

それが、気持ちいい。

あの水着をOKしたのは、これがしたかったんだろうと、私は勝手に思った。
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