イジワルな彼は私を溺愛しています ②
うなじは透き通るように白くていい香りがする。

恥ずかしがる有紀も最高。

「ねぇ!」

「誕生日プレゼント」

「それは他にあるからさ!先生が怒ってるし!」

先生を見ると、有紀の担任のハゲ親父が俺を睨んでいた。

「ほっとけばいいだろ」

チュ

「なっ//何するの?」

「我慢出来なかったから」

有紀のうなじには俺がさっきつけたキスマークがある。

さすがに学校でこれ以上は出来ない。

男共にこんな有紀を見せる気は無いしな。

「そうじゃなくて!和海!」

「そんなにキスしてほしいの?」

「どうしてそうなるの?!」

「うるさい口を塞ごうと思ったから」

「なっ!……はぁ」

有紀はもう諦めたのか俺に体をあずけてきた。

「誕生日プレゼントって事で特別だからね」
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