本当の私
「「す、すいません。」」

はぁ。注意されるなんて…。私と結衣はお嬢様ってこともあってかあまり注意などをされたりしない。それがすごく嫌。

「明音帰ろ!」

「うん。」

結衣と一緒に校門に向かうとお互いの迎えの車が来ていた。私と結衣は顔を見合わせて笑う。はぁ…。

「おかえりなさいませ。」

「ただいま。」

「お荷物もらいます。」

「ありがとう。」

私は座席に座りシートベルトをして結衣LINEを送る。
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