極甘同棲~エリート同期の独占欲を煽ってしまいました
そのへんでお茶していこう、っていう彼の言葉で、はす向かいにある複合ビルの三階にあるカフェに入った。
窓ぎわの席からは、ちょうどEurekaの入り口を眺めることができた。
「まだ具体的じゃないけど、いずれ店舗にカフェを併設するっていうプランもあるんだよな」と窓の外に視線を向けながら彬良くんが口にする。
「へえー」
たしかに買い物に疲れたら、お茶しよっか、ってなるかな。
「まあフードサービス事業はうちにとっては未知の分野だから、参画するにはもう少し時間が必要だけど。Eurekaの名に恥じないクオリティのものを提供するのが一番の難問だな。店舗の集客のためには多角的なアプローチが必要な時代になってる」
経営企画って、そんなことまで考えてるんだ。頼もしく感じる反面、レベルの違いを痛感してしまう。
「もちろん本分はファッションだけど」
「そうだよね。社内の人間になっても、わたしやっぱりEurekaファンだな。お店に入るとワクワクするの。素敵な空間に、素敵なものが並んでて、それをスタッフが心をこめて販売してるから」
窓ぎわの席からは、ちょうどEurekaの入り口を眺めることができた。
「まだ具体的じゃないけど、いずれ店舗にカフェを併設するっていうプランもあるんだよな」と窓の外に視線を向けながら彬良くんが口にする。
「へえー」
たしかに買い物に疲れたら、お茶しよっか、ってなるかな。
「まあフードサービス事業はうちにとっては未知の分野だから、参画するにはもう少し時間が必要だけど。Eurekaの名に恥じないクオリティのものを提供するのが一番の難問だな。店舗の集客のためには多角的なアプローチが必要な時代になってる」
経営企画って、そんなことまで考えてるんだ。頼もしく感じる反面、レベルの違いを痛感してしまう。
「もちろん本分はファッションだけど」
「そうだよね。社内の人間になっても、わたしやっぱりEurekaファンだな。お店に入るとワクワクするの。素敵な空間に、素敵なものが並んでて、それをスタッフが心をこめて販売してるから」