極甘同棲~エリート同期の独占欲を煽ってしまいました
ひええっ、鋭い!
「高価なもの、ブランドもの、流行のものを身につけて、非の打ちどころのないコーディネートをすればいいってものじゃないから。三崎さんは、そこがいまいち分かってないんだな」
唇がぽってりした、どちらかというとコケティッシュな容貌の美奈さんだけど、思ったことはかなりはっきりと口に出す。
奥が深いなあ。結局は自分を知ってるかどうかってことなのか。
「三崎さん、王子にジェラシー燃やしてるって話ですよねー」
香織さんが不意に彬良くんの名前を出すから、思わずドキッとしてしまう。
「そうなの?」
と北川さんが目を見開く。
彬良くんと三崎さんがどうしたんだろうと気になったけど、ちょうどそこへ、
「すみません、ちょっといいですか」とメンズ部門のプレス、片岡さんが話しかけてきた。
北川さんと香織さんに、「来週の企業向けの着こなしセミナーの件なんですが・・」と切り出す。
二人はさっと仕事の顔に切り替わって「ちょっとごめん」とそのまま中座してしまい、話はそこで打ち切りになった。
「高価なもの、ブランドもの、流行のものを身につけて、非の打ちどころのないコーディネートをすればいいってものじゃないから。三崎さんは、そこがいまいち分かってないんだな」
唇がぽってりした、どちらかというとコケティッシュな容貌の美奈さんだけど、思ったことはかなりはっきりと口に出す。
奥が深いなあ。結局は自分を知ってるかどうかってことなのか。
「三崎さん、王子にジェラシー燃やしてるって話ですよねー」
香織さんが不意に彬良くんの名前を出すから、思わずドキッとしてしまう。
「そうなの?」
と北川さんが目を見開く。
彬良くんと三崎さんがどうしたんだろうと気になったけど、ちょうどそこへ、
「すみません、ちょっといいですか」とメンズ部門のプレス、片岡さんが話しかけてきた。
北川さんと香織さんに、「来週の企業向けの着こなしセミナーの件なんですが・・」と切り出す。
二人はさっと仕事の顔に切り替わって「ちょっとごめん」とそのまま中座してしまい、話はそこで打ち切りになった。