ヒヤシンス
prologue
“ただ許して欲しかった
あの幼い僕らの過ちを
ただ信じて欲しかった
本当に、本当に
『愛していたんだ』
本当に、本当に
『愛しているんだ』”
───ねぇ、この歌が聴こえるかな?
僕達の誰にも言えなかった想いが。
不器用な僕達にはこれが精一杯。
でもね、もう大丈夫だよ。
だって、僕達は、
独りじゃなくなったから。
あの幼い僕らの過ちを
ただ信じて欲しかった
本当に、本当に
『愛していたんだ』
本当に、本当に
『愛しているんだ』”
───ねぇ、この歌が聴こえるかな?
僕達の誰にも言えなかった想いが。
不器用な僕達にはこれが精一杯。
でもね、もう大丈夫だよ。
だって、僕達は、
独りじゃなくなったから。
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