…………、好きになってもいいですか?
私たち生徒会は始業式がある体育館へと急いだ。


『みてみて。華恋様よ!』

『今日もきれい~』

『今回の模試も一位だって』

『彼氏になりてぇ~』

『馬鹿っ、お前なんかとうていムリだし、それに、壮太さんがいるだろうが』

『あの二人すごくお似合いだよね~』

『美男美女って感じ』

『うらやましぃ~』




あぁ、気まずい、、、。

私のとなりにはいつもとかわりのない表情の壮太がいた。

お互い黙っているが、かーなーり気まずい。

あぁ、何か話しかけた方がいいのかっ?!
ぐるぐる考えていたところ


『あっ、岡本さん』


ものすごくいいタイミングで校長が声をかけてくださった。


『はい、なんでしょう?』
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