ネェ、オレヲアイシテ?Ⅰ~Belief or Hypocricy~
「いや、別にそういうんじゃないけど……」
翼にぃは、わっかりやすく光にぃから目線を逸らした。
「何何、翼咲の好きな人の話?
妖斗、隣失礼しちゃうね?」
「……あ、あぁ」
ドリンクバーを取りに行っていた聖梨奈さんとともに戻ってきて、真凛さんは俺の隣に座ってきた。
聖梨奈さんは当然のように光にぃの隣に座った。
「妖斗、ココア入れてきたけど大丈夫?」
右手にアイスティーと左手にココアにもった真凛さんが、俺にココアの方を手渡してくる。
「ん、へーき。……ありがとう」
「ほら。光輝、コーヒーのブラック。翼咲はカフェオレでいいんでしょ」
「「聖梨奈ありがとな」」
両手に持っていた飲み物を、聖梨奈さんは2人に手渡した。
聖梨奈さんはその後、クールにお水を飲んだ。
飲み物自分のもってこないところが、外見と相まってイメージ通りすぎる。