ネェ、オレヲアイシテ?Ⅰ~Belief or Hypocricy~
ケーキを作り、ほかの料理も一通り出来たところで、ご飯タイム。
「んー、美味しっ!!」
真凛が聖里奈によって切られたいちごのショートケーキを口元を綻ばせながら食べている。
「うん、悪くないわね」
「妖斗ー、上手い?」
隣にいた聖里奈が満足そうに頷いたところで、俺はテーブルを挟んで真ん前にいる妖斗にといかけた。
「……うん、上手いよ」
妖斗は、嬉しそうに笑った。