ネェ、オレヲアイシテ?Ⅰ~Belief or Hypocricy~
大好きだったあの日常は、きっともう二度と戻ってこない。
それでも、……ただただ普通に生きていたいと思ったんだ。
無知で無能で馬鹿で愚かすぎた子供に、生きる権利も幸せになる価値もあるって言うのなら、
……俺は、怖いけど光の世界に行くよ。
……………自分が思うとおりに人生を歩めるよう、努力するよ。
ねぇ、兄さん。
……待ってるよ俺は。
兄さんが目覚めるのを。
たとえ、あと何年かかろうとも。