ネェ、オレヲアイシテ?Ⅰ~Belief or Hypocricy~







「聖里奈と俺と真凛の4人で遊ぶのは初詣な。



後、お前これから敬語禁止。
でもって、さん付けも禁止」







妖斗に光輝は立て続けに命令していく。





……待て、これはキレてるのではない。
自分がにぃ呼ばわりされないのに
拗ねてんじゃねえかよ!!






「え、えっとそれは……「拒否権ねぇよ?」




光輝の威圧が俺にまで伝わってくる。





いやぁ、拗ね方がわかりづれぇ。



俺は戸惑う妖斗を見て、つい腹を抱えて笑いそうになった。



本当にやったら怒られそうだったからどうにか堪えたけど。





「……こっ、……光にぃ?」





「ん」






遠慮がちにそう言ってきた妖斗の頭を撫でて光輝は笑った。それも、かなり満足げに。







わっかりやす!!


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