ネェ、オレヲアイシテ?Ⅰ~Belief or Hypocricy~


**

夜中の11時、俺は妖斗の部屋をそっと開け、寝てるかどうかを確認した。



「ハー」




ちゃんと寝ていたことに安堵して、思わずため息がこぼれた。心を決め、俺は妖斗の隣にある光輝の部屋へ向かう。






コンコン



「光輝、
……あいつの事で言いたいことがある」




「ちょっと待て」




ドア越しにそう声を掛けると、光輝は2.3分ほどしてから慌ててドアを開けて、俺を部屋に招き入れた。











< 84 / 275 >

この作品をシェア

pagetop