逃がすわけないだろ。
本当は独り占めしたい。
「おはよー。」
「おはよう!優!」
「優くん、おはよ!」
私は、神田 優。高校二年生。
訳あって男装中です。
その訳というのは・・・。
「きゃああ!玲央先輩!!」
「かっこいいー!!!」
「玲央先輩!おはようございます!!」
「みんな、おはよー。今日も元気だね?」
爽やかな笑顔。
整った顔に、少し垂れ目がちな目。
白銀の髪を遊ばせていて、その髪の隙間から見える耳元の黒のピアスがキラリと輝いている。
この、真木 玲央と一緒にいるためだ。
玲央とは同い年で、小さい頃から一緒にいる幼馴染だ。
この男装は、私が玲央と一緒いたいから
この高校の理事長をしている私の叔父に
無理を承知で2人で頼み込んだのだ。
実際は
「優が入るならなんでもいいよー!」
と、すごく軽いノリだったけど。
まあ、とにかく二人でこれからも一緒に居れると思ってすごく嬉しかったんだ。
「ね、玲央!これからもずっと一緒だね!」
「うん。そうだね。僕、これからも優と一緒にいられてすごく嬉しいよ。」
ずーっと、二人でいるんだと私はずっと思ってた。
この関係が、ずっと続くんだと。
けど、一緒にいられるなんて、
淡い夢だった。
「おはよう!優!」
「優くん、おはよ!」
私は、神田 優。高校二年生。
訳あって男装中です。
その訳というのは・・・。
「きゃああ!玲央先輩!!」
「かっこいいー!!!」
「玲央先輩!おはようございます!!」
「みんな、おはよー。今日も元気だね?」
爽やかな笑顔。
整った顔に、少し垂れ目がちな目。
白銀の髪を遊ばせていて、その髪の隙間から見える耳元の黒のピアスがキラリと輝いている。
この、真木 玲央と一緒にいるためだ。
玲央とは同い年で、小さい頃から一緒にいる幼馴染だ。
この男装は、私が玲央と一緒いたいから
この高校の理事長をしている私の叔父に
無理を承知で2人で頼み込んだのだ。
実際は
「優が入るならなんでもいいよー!」
と、すごく軽いノリだったけど。
まあ、とにかく二人でこれからも一緒に居れると思ってすごく嬉しかったんだ。
「ね、玲央!これからもずっと一緒だね!」
「うん。そうだね。僕、これからも優と一緒にいられてすごく嬉しいよ。」
ずーっと、二人でいるんだと私はずっと思ってた。
この関係が、ずっと続くんだと。
けど、一緒にいられるなんて、
淡い夢だった。