君と奏でる、永遠のメロディー
僕は今、音楽の専門学校に通い、プロのミュージシャンを目指している。

もちろん、そう簡単ではない事は分かっている。

だからこそ、このクリスマスイブに、路上ライブをしようと思ったのだ。




演奏を始めようとした頃、既に5人ほど集まっており、僕は一礼して弾きだした。



サビに入ったところで、僕は顔を上げた。

気づけば、聴衆が20人以上に増えていた。

その中で、僕から見ると右側にいる女の子が、とても可愛いなと思った。

整った顔立ちで、全身から“可愛い子”のオーラを出している。

時折見せる、髪をかきあげる仕草が、すごく似合っていた。
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