君と奏でる、永遠のメロディー
月曜日、seiyaさんと作曲した楽譜を健ちゃんに見せると、彼は目を丸くさせた。

「千歳、もうできたのかよ!」

「まあね」

すると彼は、わたしから強引に楽譜を奪い取り、読み進めていく。

そして、ふた回りした頃顔を上げた。

「すげえイイと思うよ。早速練習しないと」

「そうは言ってもさ、まだ午前中の授業も終わってないんだよ」

わたしが呆れた声で言うと、『しょうがねえだろ』とボソボソと言い、楽譜を返してきた。

わたしは小さく笑った。
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