君と奏でる、永遠のメロディー
2ー千歳
正直、折り合ってもらえるかはわからない。
だけど、きちんと会って話す機会を、彼は与えてくれた。
覚えているだろうか、あの日、共に作った歌のことを。
たとえ覚えていなくても、ちゃんと伝えれば分かってもらえる。
わたしは自分にそう言い聞かせて、彼のレコード会社の扉を開けた。
緊張しながらも、わたしは受付に向かい、
「あの、seiyaさんとお約束をしている、千歳という者ですが…」
すると受付の女性は、ニッコリと笑って、
「はい。お伺いしております」
と言って、わたしを中へ通してくれた。
だけど、きちんと会って話す機会を、彼は与えてくれた。
覚えているだろうか、あの日、共に作った歌のことを。
たとえ覚えていなくても、ちゃんと伝えれば分かってもらえる。
わたしは自分にそう言い聞かせて、彼のレコード会社の扉を開けた。
緊張しながらも、わたしは受付に向かい、
「あの、seiyaさんとお約束をしている、千歳という者ですが…」
すると受付の女性は、ニッコリと笑って、
「はい。お伺いしております」
と言って、わたしを中へ通してくれた。