白と黒と時々ピンク。
『どういうこと?いつ?』

僕は同様した。

それは嫉妬ではなく純粋な同様だった。

『ハルは飲み会の時しか連絡してくれないし。寂しくて、、、』

『一馬と連絡取ってたんだ。』

『ううん。違う。一馬がしつこく連絡してくるだけで瞳は相手にしてなかったよ。』

一馬がしつこく連絡?

僕は自分の事を棚に上げて裏切られたと思った。
一馬から瞳との連絡は取らないようにしようと言われたのに一馬は取っていた。

瞳との関係が始まってから何日間、僕は一馬に罪悪感を感じていた。

それなのに、、、

僕の中で罪悪感は嫌悪感に変わった。

瞳との関係が終わってから一馬とも疎遠になっていった。

そして僕の日常はいつも通りへと戻った。
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