トシノサ恋 ~永久に…君に~
「あっ!お腹空いたっっ…
ラーメン食べようよっっ…!」
私が仕切り直すように言うと
彼も、元通り私の方を笑って見た。
ラーメン店は休日という事もあり
かなり賑わっていた。
「……やっぱり、人気なんだね~。」
店に入りきれない人々が行列を作って
その列に私達も混ざる。
「…待つけど、大丈夫…?」
新井くんは、少し心配そうに私を見る。
「……うん!大丈夫だよ、何で?」
「いや、せっかくの誕生日なのに…
本当に良かったのかなぁ…って…」
あ、そうだ…
誕生日だから、今日デートしたんだよね。
私…デートってことに浮かれてて
すっかり自分の誕生日の事…忘れてたっ。
「…誕生日なの…忘れてた。」
そう言って笑って新井くんを見る。
「…え…っっ」
彼が驚いた顔で私を見ると
長い睫毛がカールしてるのが見えた。
可愛い…っ。
「アハハ、ごめん…完全に忘れてた…。」
だって……
私にはあの日が…
君が花束をくれたあの日が…
きっと、私にとって最初で最後の
最高の誕生日だったから……
あの日以上の事なんてない気がしてた。
ラーメン食べようよっっ…!」
私が仕切り直すように言うと
彼も、元通り私の方を笑って見た。
ラーメン店は休日という事もあり
かなり賑わっていた。
「……やっぱり、人気なんだね~。」
店に入りきれない人々が行列を作って
その列に私達も混ざる。
「…待つけど、大丈夫…?」
新井くんは、少し心配そうに私を見る。
「……うん!大丈夫だよ、何で?」
「いや、せっかくの誕生日なのに…
本当に良かったのかなぁ…って…」
あ、そうだ…
誕生日だから、今日デートしたんだよね。
私…デートってことに浮かれてて
すっかり自分の誕生日の事…忘れてたっ。
「…誕生日なの…忘れてた。」
そう言って笑って新井くんを見る。
「…え…っっ」
彼が驚いた顔で私を見ると
長い睫毛がカールしてるのが見えた。
可愛い…っ。
「アハハ、ごめん…完全に忘れてた…。」
だって……
私にはあの日が…
君が花束をくれたあの日が…
きっと、私にとって最初で最後の
最高の誕生日だったから……
あの日以上の事なんてない気がしてた。