トシノサ恋 ~永久に…君に~
私の涙が溢れていく。
「だから、…辞めるなんて…許さない…
私はあなたの担任だから…
何とかするから…ちゃんと、守るから…
だから、教室に戻ろう…。
私は平気だから…どうなっても大丈夫…
覚悟なら、出来てる…。」
そう言って、新井くんを見つめた。
「…俺さ、紗和と一緒にいて
最高に、楽しかった…。
だから…全然後悔してない。
でも、俺との事で
紗和が学校辞めるのは別。
絶対、辞めてほしくない。
だから、俺が辞めて解決…!
わかった?」
そう言うと私の言葉を待たずに
背を向けて手を振りながら歩き出す。
彼が遠ざかっていく…。
「…あ、ま…待って」
私が彼の背中を追いかけようとした時…
「…来るなっっっ…っっ!」
彼が急に大きな声でそう叫んだ。
「…あ、新井くん…?」
「…俺の事なんか追いかけたらダメだろ…
紗和は、ちゃんと自分の場所に帰りな…」
新井くんは一度も振り返らず
そう言ってまた歩き出した。
「…そんなの…私……できないよ…」
そう呟きながら、彼を追いかける事もできず
ただ、涙を流しているだけの自分が
情けなかった…。
「…新井くん…」
守らなくちゃいけないのに…
彼を守らなくちゃいけなかったのに…
できなかった…何もできなかった。
間違いだったの?
だけど…
好きになってしまった…。
どうしようもなく好きになってしまった。
「…ごめんなさい…。」
「だから、…辞めるなんて…許さない…
私はあなたの担任だから…
何とかするから…ちゃんと、守るから…
だから、教室に戻ろう…。
私は平気だから…どうなっても大丈夫…
覚悟なら、出来てる…。」
そう言って、新井くんを見つめた。
「…俺さ、紗和と一緒にいて
最高に、楽しかった…。
だから…全然後悔してない。
でも、俺との事で
紗和が学校辞めるのは別。
絶対、辞めてほしくない。
だから、俺が辞めて解決…!
わかった?」
そう言うと私の言葉を待たずに
背を向けて手を振りながら歩き出す。
彼が遠ざかっていく…。
「…あ、ま…待って」
私が彼の背中を追いかけようとした時…
「…来るなっっっ…っっ!」
彼が急に大きな声でそう叫んだ。
「…あ、新井くん…?」
「…俺の事なんか追いかけたらダメだろ…
紗和は、ちゃんと自分の場所に帰りな…」
新井くんは一度も振り返らず
そう言ってまた歩き出した。
「…そんなの…私……できないよ…」
そう呟きながら、彼を追いかける事もできず
ただ、涙を流しているだけの自分が
情けなかった…。
「…新井くん…」
守らなくちゃいけないのに…
彼を守らなくちゃいけなかったのに…
できなかった…何もできなかった。
間違いだったの?
だけど…
好きになってしまった…。
どうしようもなく好きになってしまった。
「…ごめんなさい…。」