トシノサ恋 ~永久に…君に~
あなたを守れるのなら…②
次の日の朝…
私は、放送室からアナウンスした。
ピーンポーンパーンポーン
「全校の皆さん、おはようございます。
今から、全校集会を行いますので
速やかに、体育館に集合してください。
繰り返します…」
職員室に戻ると、一斉に先生方が
私の方を驚いた表情で見ている。
「奥平先生…全校集会とは?」
「あの…お話したい事があります。
どうか…生徒を体育館にお願いします。」
そう言うと、私は深く一礼し
職員室を出た。
ガラッ
扉を開けたその瞬間…
目の前に新井くんが立っていた。
あっっ…
ほんの数秒だが、ゆっくりと視線が絡む。
昨日の傷で顔や腕に大きな絆創膏を
している彼に申し訳なさが込み上げる。
光くん…ケガさせてごめんなさい。
そんな私に彼が優しい眼差しを向けて
いる事に気づき…
瞬時に我に返って話す。
「…あっ…こっ…新井くんっっ。
来てくれたんだっ…良かった…。」
もう一度、彼の顔を見ると
彼はいつも通り生徒の顔に戻っていた。
そんな彼に少しホッとしていた。
私は、放送室からアナウンスした。
ピーンポーンパーンポーン
「全校の皆さん、おはようございます。
今から、全校集会を行いますので
速やかに、体育館に集合してください。
繰り返します…」
職員室に戻ると、一斉に先生方が
私の方を驚いた表情で見ている。
「奥平先生…全校集会とは?」
「あの…お話したい事があります。
どうか…生徒を体育館にお願いします。」
そう言うと、私は深く一礼し
職員室を出た。
ガラッ
扉を開けたその瞬間…
目の前に新井くんが立っていた。
あっっ…
ほんの数秒だが、ゆっくりと視線が絡む。
昨日の傷で顔や腕に大きな絆創膏を
している彼に申し訳なさが込み上げる。
光くん…ケガさせてごめんなさい。
そんな私に彼が優しい眼差しを向けて
いる事に気づき…
瞬時に我に返って話す。
「…あっ…こっ…新井くんっっ。
来てくれたんだっ…良かった…。」
もう一度、彼の顔を見ると
彼はいつも通り生徒の顔に戻っていた。
そんな彼に少しホッとしていた。