トシノサ恋 ~永久に…君に~
頭から血の気が一気に
引いていくのがわかった。
新井くんがそんな私の顔を見て
困惑している。
「……誰?」
その声に振り返ると…
私の後ろに勝平が立っていた。
新井くんはこの状況が
飲み込めないというように驚いた顔で
目を少し見開いている…。
どうしよう……
何て言えばいいんだろう…。
「……あのね…」
私が何て言えばいいのかわからずに
闇雲に口を開こうとした瞬間…
「あの、夜分にすみません…
俺…白川南高校の新井といいます。
奥平先生にちょっと用事があって
失礼かと思いましたが…
訪ねてしまいました。」
そう言って新井くんが頭を下げた。
新井くん……?
次の瞬間…
頭を上げた新井くんは今まで私に
見せていた顔とはまるで別人だった。
「……え、白川南の生徒?
紗和の生徒って事……?」
勝平は、少し驚いたように私を見る。
「……あ、そうなの…クラスの生徒で。」
「あ、なんだ……びっくりした…
もう10時近いけど…家とか…大丈夫?
でも、訪ねるってよほどの事でしょ…。
あがりなよ……。」
「…えっ……。」
引いていくのがわかった。
新井くんがそんな私の顔を見て
困惑している。
「……誰?」
その声に振り返ると…
私の後ろに勝平が立っていた。
新井くんはこの状況が
飲み込めないというように驚いた顔で
目を少し見開いている…。
どうしよう……
何て言えばいいんだろう…。
「……あのね…」
私が何て言えばいいのかわからずに
闇雲に口を開こうとした瞬間…
「あの、夜分にすみません…
俺…白川南高校の新井といいます。
奥平先生にちょっと用事があって
失礼かと思いましたが…
訪ねてしまいました。」
そう言って新井くんが頭を下げた。
新井くん……?
次の瞬間…
頭を上げた新井くんは今まで私に
見せていた顔とはまるで別人だった。
「……え、白川南の生徒?
紗和の生徒って事……?」
勝平は、少し驚いたように私を見る。
「……あ、そうなの…クラスの生徒で。」
「あ、なんだ……びっくりした…
もう10時近いけど…家とか…大丈夫?
でも、訪ねるってよほどの事でしょ…。
あがりなよ……。」
「…えっ……。」