サマータイム ブルー
「どれ位 ここに居るの?」

「……1時間……位です」

「へーっ ……案外 みんな冷たいんだな……」

「そうですよね」

「これ以上、誰も 止ってくれなかったら、水着になって 止めるトコでしたよっ」

舌を出して、美沙子は笑った。

「んー それじゃあ、少し……タイミングが早かったみたいだな……」

と、森下も 笑顔で返した。

< 12 / 15 >

この作品をシェア

pagetop