溺愛幼なじみの両片想い
キーンコーンカーンコーン
「今何分だろう」というしぃくんの声と同時に予鈴のチャイムが鳴る。
「そろそろ戻ろっか」
私は立ったけど、まだ座って下を向いてるしぃくん。
どうしたんだろう……?
しぃくんの前に膝をつき顔をのぞき込む。
「しぃくん体調わるいの?」
そう聞くと顔をゆっくり上げて、私の目線としぃくんの目線がゆっくり絡み合う。
「今日一緒に帰れないからさ、
充電させて。」