不器用なキミ~向日葵の恋~
彼女はここには寝に帰ってるだけなのか?
仕事を持ち帰ってはしてるのだろう。だけどこのソファに座ってゆったりテレビを見たりしてるのか?まったり休日を過ごすなんて事はあるのか?
疑問に思った理由は一つ……リモコンがテーブルに収納されているからだ。リモコンは左から大きい順にTV、レコーダー、エアコン、電気と綺麗に並んでるのがガラス板越しに見える。
普段何気なく使うものは、テーブルの中にしまったりしないはずだよね?
しかもガラス板には指紋1つ付いてなかった。
彼女はどんな生活をしてるんだ?
よくよく考えてみれば、そんな事も僕は知らないんだ。
この部屋を見て分かるのは、仕事以外に何も要らないと言わんばかりの必要最低限の物しか置いてない。
寝室もベッドと綺麗に飾ってある棚にはたぶん美月ちゃんの作品たちだけでそれしかなかった。
物がない分生活感もほとんどない。
そんな事を思い、ふと目をやると綺麗に干された洗濯物。
「あ……着替えだ」
時計を確認して着替えはどこだろう。
でも彼女とは言え、勝手にクローゼットの中を見るのはどうなんだろう。
プラトニックな関係ではないけど、躊躇してしまうのはここに来るのが初めてだからなのか、それとも彼女の事を何も知らなかったと思ってしまったからなのか分からないけど、何故か勝手に見てはいけない様な気がした。
仕事を持ち帰ってはしてるのだろう。だけどこのソファに座ってゆったりテレビを見たりしてるのか?まったり休日を過ごすなんて事はあるのか?
疑問に思った理由は一つ……リモコンがテーブルに収納されているからだ。リモコンは左から大きい順にTV、レコーダー、エアコン、電気と綺麗に並んでるのがガラス板越しに見える。
普段何気なく使うものは、テーブルの中にしまったりしないはずだよね?
しかもガラス板には指紋1つ付いてなかった。
彼女はどんな生活をしてるんだ?
よくよく考えてみれば、そんな事も僕は知らないんだ。
この部屋を見て分かるのは、仕事以外に何も要らないと言わんばかりの必要最低限の物しか置いてない。
寝室もベッドと綺麗に飾ってある棚にはたぶん美月ちゃんの作品たちだけでそれしかなかった。
物がない分生活感もほとんどない。
そんな事を思い、ふと目をやると綺麗に干された洗濯物。
「あ……着替えだ」
時計を確認して着替えはどこだろう。
でも彼女とは言え、勝手にクローゼットの中を見るのはどうなんだろう。
プラトニックな関係ではないけど、躊躇してしまうのはここに来るのが初めてだからなのか、それとも彼女の事を何も知らなかったと思ってしまったからなのか分からないけど、何故か勝手に見てはいけない様な気がした。