不器用なキミ~向日葵の恋~
第1章 出逢いときっかけ
渚side
ポケットの中で震えるスマホを手に取り電話に出た。
「なーに?」
電話の相手は、都内でハンドメイドを中心とした雑貨屋を共同経営している親友の美月(ミツキ)からだった。
「今どこ?」
「渋谷」
「ついでに買ってきて欲しい物あるんだけど良い?」
「いいよー。メールで送って」
「OK!お願いねー」
「は-い」
材料の買い出しをしていた私に連絡が来たけど既に結構仕入れていたから、一旦、荷物を車に乗せてから次の店に向かう事にした。
出不精な私たちはネットを中心に仕入れをするけれど、初めて使う材料や色合いなんかは、メーカーや素材によって異なるし、素材の質感なんかは実際手にしてみないとイメージだけでは失敗する事が多い。
一度使ってみて気に入れば、ネットで大量に注文する方が楽だし安い。
だけど、たまにはこうして色んなお店を巡るのも必要だと思ったりもする。
たまに買い出しに出ると、あれもこれもと欲張って仕入れをするから、すぐに一杯になってしまって、帰る頃には車はパンパンになってたりする。
「なーに?」
電話の相手は、都内でハンドメイドを中心とした雑貨屋を共同経営している親友の美月(ミツキ)からだった。
「今どこ?」
「渋谷」
「ついでに買ってきて欲しい物あるんだけど良い?」
「いいよー。メールで送って」
「OK!お願いねー」
「は-い」
材料の買い出しをしていた私に連絡が来たけど既に結構仕入れていたから、一旦、荷物を車に乗せてから次の店に向かう事にした。
出不精な私たちはネットを中心に仕入れをするけれど、初めて使う材料や色合いなんかは、メーカーや素材によって異なるし、素材の質感なんかは実際手にしてみないとイメージだけでは失敗する事が多い。
一度使ってみて気に入れば、ネットで大量に注文する方が楽だし安い。
だけど、たまにはこうして色んなお店を巡るのも必要だと思ったりもする。
たまに買い出しに出ると、あれもこれもと欲張って仕入れをするから、すぐに一杯になってしまって、帰る頃には車はパンパンになってたりする。