不器用なキミ~向日葵の恋~
渚side
朝から私たちは、ずっと店裏の工房に籠って作品を作っていた。
昼過ぎにようやくおっきなクマの編みぐるみを完成させて、タグを付けたりチャームやリボンを付けたりして、商品にしてから店に移動して、バイトの麻衣ちゃんにお願いするとお客様が来ていた。
声を掛けると海で会った人で、確かに声は掛けたけど、実際こうしてお店に来てくれる人はなかなか居ないから正直吃驚した。
麻衣ちゃんと店番を交代して、彼のご要望に応えるようにプレゼントを選んでラッピングをしていると、渡す時にお茶に誘われた。
一瞬迷ったけど、お店に来てくれたんだし、悪い人ではなさそうだし、お茶ぐらい良いかなぁと思って、店番を変わってもらおうと思って裏に入った。
「美月、ちょっと知り合いが来てくれてるから出ても良い?」
「知り合い?」
「うん。ダメ?」
「全然大丈夫。行っておいでよ」
「ありがとう。じゃあちょっと出てくるね」
「いってらっしゃい」
「麻衣ちゃんあとお願いね」
「はーい!いってらっしゃい」
「いってきまーす」
鞄に財布とスマホだけ入れて表へ出た。
店を出たものの彼が困ってるように見えたから、近くのカフェに向かった。きっと何を話そうか色々考えてるような感じだったから、こっちから話しかけた。
昼過ぎにようやくおっきなクマの編みぐるみを完成させて、タグを付けたりチャームやリボンを付けたりして、商品にしてから店に移動して、バイトの麻衣ちゃんにお願いするとお客様が来ていた。
声を掛けると海で会った人で、確かに声は掛けたけど、実際こうしてお店に来てくれる人はなかなか居ないから正直吃驚した。
麻衣ちゃんと店番を交代して、彼のご要望に応えるようにプレゼントを選んでラッピングをしていると、渡す時にお茶に誘われた。
一瞬迷ったけど、お店に来てくれたんだし、悪い人ではなさそうだし、お茶ぐらい良いかなぁと思って、店番を変わってもらおうと思って裏に入った。
「美月、ちょっと知り合いが来てくれてるから出ても良い?」
「知り合い?」
「うん。ダメ?」
「全然大丈夫。行っておいでよ」
「ありがとう。じゃあちょっと出てくるね」
「いってらっしゃい」
「麻衣ちゃんあとお願いね」
「はーい!いってらっしゃい」
「いってきまーす」
鞄に財布とスマホだけ入れて表へ出た。
店を出たものの彼が困ってるように見えたから、近くのカフェに向かった。きっと何を話そうか色々考えてるような感じだったから、こっちから話しかけた。