不器用なキミ~向日葵の恋~
海里side
彼女と来た場所はとある埠頭だった。
何かを変えたい時に来るらしいそこは彼女の大切場所のようだった。
やっぱり彼女は今日答えを出すんだと思った。
そして聞かれた事は“有効”か?って事だった。
もし僕が有効じゃないって言ったら、彼女は気持ちを言わないのだろうか。
少し意地悪をしてそう答えると、あっさり好きだと言われ、仕方ないと言わんばかりに帰ろうと言う彼女。
泣きそうな顔してるのに、出てくる言葉は全く違う言葉だった。
でもやっぱり彼女は彼女のままだった。
どんな時でもそうだ。
僕の今の気持ちがどうかなんて、彼女には関係ないんだ。
関係ないと言うよりも、読んではくれないんだ。
それが彼女なんだけどさ、それにしてもさ、あっさりしすぎだよ。
僕は何か月待ったと思ってるの?
もうちょっとさ?なんて思うのは贅沢なのかな?
何かを変えたい時に来るらしいそこは彼女の大切場所のようだった。
やっぱり彼女は今日答えを出すんだと思った。
そして聞かれた事は“有効”か?って事だった。
もし僕が有効じゃないって言ったら、彼女は気持ちを言わないのだろうか。
少し意地悪をしてそう答えると、あっさり好きだと言われ、仕方ないと言わんばかりに帰ろうと言う彼女。
泣きそうな顔してるのに、出てくる言葉は全く違う言葉だった。
でもやっぱり彼女は彼女のままだった。
どんな時でもそうだ。
僕の今の気持ちがどうかなんて、彼女には関係ないんだ。
関係ないと言うよりも、読んではくれないんだ。
それが彼女なんだけどさ、それにしてもさ、あっさりしすぎだよ。
僕は何か月待ったと思ってるの?
もうちょっとさ?なんて思うのは贅沢なのかな?