珈琲プリンスと苦い恋の始まり
「そうだけど」
「何を撮るんだ?」
「それを貴方に教えてどうするの?」
「一緒に行って撮るところが見たい」
「はぁ?」
胡散臭そうな目で見られ、俺は理由を話した。
「なんか君に興味がある…って言い方も変だけど、付いて行って見たい。それと、ついでに夕日を一緒に見ないか?今日店に来た観光客にビュースポットを教えて貰ったんだ」
多分、君は知ってるだろうけど…と付け足すと、彼女はあんぐりと口を開けたままでいる。
俺がもう一度、いいだろう?と声をかけると、「バカみたい」と一言言い放った。
「どうして私が貴方と一緒に夕日を見るの?そんなの一人で見ればいいじゃない」
撮影にも付いてきて欲しくない、と言い張る。
予想通りの答えだが、俺はへこたれずにこう返した。
「じゃあ黙って後を追う。別にストーカーをする訳じゃないからね」
「私が迷惑や恐怖を感じた時点でストーカーじゃない」
「でも、訴えられても偶々同じ場所に着いただけと言ってしまえば被害も成立しないだろ」
「そんなのズルい言い方よ」
「何を撮るんだ?」
「それを貴方に教えてどうするの?」
「一緒に行って撮るところが見たい」
「はぁ?」
胡散臭そうな目で見られ、俺は理由を話した。
「なんか君に興味がある…って言い方も変だけど、付いて行って見たい。それと、ついでに夕日を一緒に見ないか?今日店に来た観光客にビュースポットを教えて貰ったんだ」
多分、君は知ってるだろうけど…と付け足すと、彼女はあんぐりと口を開けたままでいる。
俺がもう一度、いいだろう?と声をかけると、「バカみたい」と一言言い放った。
「どうして私が貴方と一緒に夕日を見るの?そんなの一人で見ればいいじゃない」
撮影にも付いてきて欲しくない、と言い張る。
予想通りの答えだが、俺はへこたれずにこう返した。
「じゃあ黙って後を追う。別にストーカーをする訳じゃないからね」
「私が迷惑や恐怖を感じた時点でストーカーじゃない」
「でも、訴えられても偶々同じ場所に着いただけと言ってしまえば被害も成立しないだろ」
「そんなのズルい言い方よ」