湖都子のポエム9
貫きたい想い……
オレの隣にいなくても
彼女が幸せなら……それでいいんだ
だけど彼女への気持ちは断ち切れない
貫きたい想い……
もう自分の気持ちをごまかすことはできない
かけがえのないオレだけの宝物
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奈緖に恋人が出来たと知って、いいかげんな気持ちで彼女を作ったことがある。だけど、「好き」になることはなかった。付き合っても、全部つまらなくて、結局俺……彼女を傷つけただけだったんだ。付き合ったからって、それで終わりなわけじゃない。他の女なんて目に入らない。結局、奈緖のことしか考えられなかったんだ。
いつもと変わらない一日。
大学で、俺の彼女だと言ってる女をやっとつきとめた。
「俺、お前に付き合いたいなんて言った?」
「な……なんで?こんなに好きなのに、なんで私のことを見ない?なんで私のことだけを見てくれないの?」
「お前のこと、好きじゃないから……」
周りにいる学生がざわついてる。
「ちょっと……どういうことなの?」
「キミたちがなんて聞いたのか知らないけど、俺達は付き合ってないってことだよ。」
わざといっぱい人がいる場所で、話していた。
「あとは、その女に聞いてくれ……」
明日……どうなってるかなー
なんて、考えていた