湖都子のポエム9
私の心は……
まだお互いの想いはすれ違ったまま……

どうしたらいいの?
うまく伝えられない想い……

現実から目をそらして
毎日笑って平気なふりしていた

言えない想い……
私の心は……

失うには耐えがたいほど……
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美月ちゃんと話さなくなった。これでいいんだ。って、思いこもうとしていた。現実って、苦しい……なぁ。

最近、美月ちゃんが学校を休んでいることを聞いた。でも、どうしたらいいのかわからない。

あの人に言われた時、心をコントロールできると思っていた。今はそんな自分が悲しい。あの時の選択……は……

ずっと抱え続けていた行き場のない想い……ダメだな。頭の中、マイナスなことだらけ……なんで私達こんなことになっちゃったんだろう……

そんなことを悶々と考えていた。

湊が家にきた。
「美月のことで話しがあるんだけど……美月となんかあった?」
「なにも……ないよ」
「だったら、なんで美月がひきこもって……」
「美月ちゃんと話してないし、私には……わからない」
「話してないって、なんで……」
「私、美月ちゃんに近づかないって……」
「誰かに何か言われた?なっちゃんが離れたら、傷つくのは、誰なのか考えてみろよ」
「みーくんの彼女に、近づかないって約束したから」
「俺の彼女?俺、彼女なんていない。」
「うそ……1年前も、この間も……」
「1年前も?何の話?」
「みーくんに近づかないように言われて……」
「一緒に遊ばなくなったのは、彼ができたからじゃなかったの?」
「うん……」
「俺は彼女なんていないし、美月と今まで通り友達でいてやってくれよ。」
「いいの?」
「いいに決まってんだろ。なっちゃんは、俺とも美月とも友達だろ。」

壊れかけていた奈緖と美月の関係が………

湊と美月のところに行った。そして、さっき湊に話したことを美月にも話した。

「奈緖ちゃん、私のことを嫌いになったんじゃないの?」
「嫌いになんてなってないよ。私がいると、迷惑がかかるって……」
「これからもずっと友達……だよね?」
「うん……」




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