マー君−Black and White
俺は前に人がいないのを確認してから、歩きながら依頼人から聞いた話をした。



「依頼人は堀口絵里、あの桃園って高校の二年生だ」



『おいおい、マジかよ! 俺あそこと知り合いいなくてさ。もちろん、アドはゲットしたよな?』



「・・・・・・それで話だが、最近依頼人の友達が殺されたそうだ」



『まさか−−』



「そのマー君にやられたそうだ。だが、殺され方が異常でな」
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