マー君−Black and White
ただ大人ぶっている、ガキ。



そういう見方が多いがあまり気にしない。



それより今は目の前の情報の方がよっぽど重要だ。



「それじゃあ、話してくれるかな? 君のことを」



少女はこくりと頷くと言われた通り自己紹介を始めた。



「わ、私は、堀口絵里と言います。血液型はAです。高校はこの近くの私立桃園学校に、通ってます」
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