殺したいほど眩しくて
1章 再会の絶望
初めまして☆
私、高坂チユリ!
こう見えて崩壊寸前の世界を救った1人です!
※主人公ではありません
といっても、あんまり役に立ってないんですけど…おほほ
勇者である、私のお兄ちゃんが「ちょっと世界救ってくる」って言って出ていった時に
面白そうってついて行っただけで
なんかよく分からないウチに何回か死にかけて
その度にゴーゴンの一族であるレヴァ(本名 レーヴァテイン)が助けてくれた
でもそのレヴァが、世界を救って約半年後から行方が分からなくなって
今、皆で探しているんです
まぁ、皆さんはこう思うでしょう
「世界救った1人だし大丈夫なんじゃね?」と
ですが、私達の知り合いに占い師がいるのですけど
その人が
「誰かが苦しんでおる
今ここにいない誰かが、苦しんでおる」
とそう言って目の前で息絶えてしまったんです
その時、いなかったのはレヴァだけでしたので
レヴァを探すことになりました。
そのレヴァを探すこと約4ヶ月
レヴァを見つけるどころか
レヴァの目撃情報すらありません
これは、長い旅になりそうです…。