eternity
そのスピードで
いつもドロだらけで生きているような気がする。
それが僕だからそれでいいと思っている。
たまに鏡でその姿を観て苦笑してしまうときがある。
何か失ったようにも思えるその姿を僕は見つめる。
恐くなって電気を消してそっとしている。
月が部屋の中を照らすのがちょっと暖かく感じる。
とりあえず、僕は僕のスピードを緩めないように生きているだけなんだ。
緩めない、急ぎもしない。
ひたすら鼓動に合わせて息をしていく。
毎日そうやって過ごしている僕は結局何もないのかもしれない。
何も、でもなんでだろう。孤独ではないように思うのは。
いつもそこに月があるからかもしれない。
:the brilliant green そのスピードで を聴きながら: