世界が終わる日に

僕の居場所はもう無くなった。
唯一君が認めてくれて、そばに居てくれた。




君のいない世界。
それは毎日が雨のようで。
このままずっと太陽は顔を出さない。


傘を忘れ、雨に濡れたまま
空を仰ぎ曇天の空に手を伸ばす。


この世界から何も無くなり、
視界に何も映らなくなる。



空に行くのなら一緒に行こう。





忘れゆく記憶の中で君の記憶だけが
ハッキリと残っている。




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