虚構のシナリオ
中村巡査と横田君
真夏の光が差し込む武道場。



蝉の声が遠くで聞こえる中
横田は道着を着て



独り、
凛と正座をしている。




やがて静かに立ち上がると
組み手を始め出した。
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