ふたつのハート
とは言ったものの…
休み時間とか、必ず山代くんがいて、もう一人ずっとセイカくんを見ている人がいる。
雅 桜依(みやび るい)さん
髪は長めのストレートで薄い茶髪、まつげも長くてとても可愛らしくて、スタイルも良く、身長もあってモデルのよう。
私に無いものばかり持っている人…
雅さんもセイカくんのことを…
あの人ならお似合いかもね…
でも困ったな、その他の女子達も彼を見ているし…
そんな時
「だーれだ!」
「ひゃッ!」目の前が真っ暗に!?
振り向くと
…「山代…くん」
さっきまでセイカくんの近くにいたのに、いつのまに?
「ちびちゃん、どしたの?うかない顔して」
「…ちょっと、悩みごと…」
「俺で良ければ、相談にのるよ」
「あ、ありがとう…でも、だいじょうぶ」
山代くんに言ったら、かえって大騒ぎになりそうだし、ごめんね、なんとか私ひとりで…
と、いっても…
「あ、山代くん?」
「ん?」
「ちょっと…あの、廊下に…」
「なに?、まさかの…告白とか!?」
「えッ…ち、ち、違う!!…しーッ!!」
山代くんを廊下へ連れ出した。
「なんだよ、ちびちゃんのほうがデカイし…」
「あの、ちょっと耳…かしてくれる?」
休み時間とか、必ず山代くんがいて、もう一人ずっとセイカくんを見ている人がいる。
雅 桜依(みやび るい)さん
髪は長めのストレートで薄い茶髪、まつげも長くてとても可愛らしくて、スタイルも良く、身長もあってモデルのよう。
私に無いものばかり持っている人…
雅さんもセイカくんのことを…
あの人ならお似合いかもね…
でも困ったな、その他の女子達も彼を見ているし…
そんな時
「だーれだ!」
「ひゃッ!」目の前が真っ暗に!?
振り向くと
…「山代…くん」
さっきまでセイカくんの近くにいたのに、いつのまに?
「ちびちゃん、どしたの?うかない顔して」
「…ちょっと、悩みごと…」
「俺で良ければ、相談にのるよ」
「あ、ありがとう…でも、だいじょうぶ」
山代くんに言ったら、かえって大騒ぎになりそうだし、ごめんね、なんとか私ひとりで…
と、いっても…
「あ、山代くん?」
「ん?」
「ちょっと…あの、廊下に…」
「なに?、まさかの…告白とか!?」
「えッ…ち、ち、違う!!…しーッ!!」
山代くんを廊下へ連れ出した。
「なんだよ、ちびちゃんのほうがデカイし…」
「あの、ちょっと耳…かしてくれる?」