ふたつのハート
そのまま、ホームルームになると
龍咲さんからの連絡事項がメインになった。
「…という事になります!…
続きまして、体育祭で忙しいさなかではありますが、我が1の1で取り組んでいる企画があります。今から呼ばれた人はその場で起立して下さい!」
『「なに?なにが始まるの?…」
「なんだよ…企画って?…おまえ知ってる?」
「わかんない?…」』
みんな、ザワつき始めた…
「 奈々瀬 小梅さん…」
私だ!…「はい!」
「山代 絢斗くん…」
「はーい…」
「高吉 聖火くん……」
「わあ!高吉くんも?…うそ!…」
「はい…」
「この3人と、私がメインで、学校中を華やかにする計画、花壇プロジェクトを進めています…
もし、参加したい人がいたら、私まで連絡して下さい…以上…着席…」
「花壇?…高吉くんがいるなら…」
「わたしも…」
「私も、やりた~い!」
ホームルームが終わると、 女子達はみな龍咲さんの席へ集まっていた。
「ねえちび?花壇計画うまくいってないの?」
「うん…ちょっとあってね、でも、もう大丈夫だと思うよ…そうだ!ねぇさよも一緒にやろうよ!今の聞いたでしょ?」
「でもあれじゃ…入る隙間ないじゃん」
「大丈夫だよ、私が許す!…へへッ」
「しかたない…ちびが許してくれるなら
参加しようかな、よろしく御願いします」
深々と頭を下げるさよに、私もつられて深々と…
そこへ…
「ちびちゃん達、今度は何ごっこしてるの?」
「山代!…そうだ、一言、言いたいことがあって!…きのうはよくもあたしの大事なちびに!セクハラを!!」
「!?エッ!…まさかちびちゃん…言っちゃったの?、どこまで真面目なんだ…」
「真面目とか、そういう問題じゃない!」
「ちょっと待てよ!シーッ!ここじゃ話せない!後で!あとではなすから…ゴメン…」
山代くんは自分の席に行ってしまった。
「くうッ!、逃げられた」
「ありがとう、さよ…でも、もういいの、
私、決めたから…」
「え!?」
自分に素直に…
龍咲さんからの連絡事項がメインになった。
「…という事になります!…
続きまして、体育祭で忙しいさなかではありますが、我が1の1で取り組んでいる企画があります。今から呼ばれた人はその場で起立して下さい!」
『「なに?なにが始まるの?…」
「なんだよ…企画って?…おまえ知ってる?」
「わかんない?…」』
みんな、ザワつき始めた…
「 奈々瀬 小梅さん…」
私だ!…「はい!」
「山代 絢斗くん…」
「はーい…」
「高吉 聖火くん……」
「わあ!高吉くんも?…うそ!…」
「はい…」
「この3人と、私がメインで、学校中を華やかにする計画、花壇プロジェクトを進めています…
もし、参加したい人がいたら、私まで連絡して下さい…以上…着席…」
「花壇?…高吉くんがいるなら…」
「わたしも…」
「私も、やりた~い!」
ホームルームが終わると、 女子達はみな龍咲さんの席へ集まっていた。
「ねえちび?花壇計画うまくいってないの?」
「うん…ちょっとあってね、でも、もう大丈夫だと思うよ…そうだ!ねぇさよも一緒にやろうよ!今の聞いたでしょ?」
「でもあれじゃ…入る隙間ないじゃん」
「大丈夫だよ、私が許す!…へへッ」
「しかたない…ちびが許してくれるなら
参加しようかな、よろしく御願いします」
深々と頭を下げるさよに、私もつられて深々と…
そこへ…
「ちびちゃん達、今度は何ごっこしてるの?」
「山代!…そうだ、一言、言いたいことがあって!…きのうはよくもあたしの大事なちびに!セクハラを!!」
「!?エッ!…まさかちびちゃん…言っちゃったの?、どこまで真面目なんだ…」
「真面目とか、そういう問題じゃない!」
「ちょっと待てよ!シーッ!ここじゃ話せない!後で!あとではなすから…ゴメン…」
山代くんは自分の席に行ってしまった。
「くうッ!、逃げられた」
「ありがとう、さよ…でも、もういいの、
私、決めたから…」
「え!?」
自分に素直に…