しふぉん・けーき
その日の夕方、私以外の他のみんなは定時の為、先に退社していた。
仕事の内容は覚えられたのだが、作業効率がなかなか上がらず、定時を過ぎても仕事が終わらなかった。
しかも、まとめたものを間違えたり、機械のボタンを押し間違えたり・・・
なんだか色々と足を引っ張ってしまったような・・・
「はぁ~・・・」
と一人大きくため息をついていると、デスクに缶のミルクティーが置かれている。
誰だろうと見上げると、真君が優しいまなざしで私に微笑む。
「おつかれさま」
しかも、初めてみるスーツ姿に、ドキッとする。
あぁ・・・やばい・・・
カッコよすぎます・・・真君・・・!!
「疲れたでしょう?」
「うん・・・まぁ・・・」
「緊張した?」
「うん・・・
何回も失敗しちゃって・・・足を引っ張っちゃって・・・」
「そっか。
ま、誰だって始めは失敗するけどね。
ここにいるみんなも始めはよく失敗していたよ?」
「そうなの?」
「うん。
僕なんか、最初は何回も失敗したし」
「え!?あんなに完璧な真君も!?」
「完璧は大袈裟だよ~♪
僕も、そこまで完璧じゃないんだしね。
つか、人間だれしも完璧な人間なんて居ないよ?」
まぁ、それはそうだけど・・・
「真君はいつから、ここに?」
「ん?僕は3歳から入って、5歳でこの役職に就いたんだ~」
ご、5歳!?
仕事の内容は覚えられたのだが、作業効率がなかなか上がらず、定時を過ぎても仕事が終わらなかった。
しかも、まとめたものを間違えたり、機械のボタンを押し間違えたり・・・
なんだか色々と足を引っ張ってしまったような・・・
「はぁ~・・・」
と一人大きくため息をついていると、デスクに缶のミルクティーが置かれている。
誰だろうと見上げると、真君が優しいまなざしで私に微笑む。
「おつかれさま」
しかも、初めてみるスーツ姿に、ドキッとする。
あぁ・・・やばい・・・
カッコよすぎます・・・真君・・・!!
「疲れたでしょう?」
「うん・・・まぁ・・・」
「緊張した?」
「うん・・・
何回も失敗しちゃって・・・足を引っ張っちゃって・・・」
「そっか。
ま、誰だって始めは失敗するけどね。
ここにいるみんなも始めはよく失敗していたよ?」
「そうなの?」
「うん。
僕なんか、最初は何回も失敗したし」
「え!?あんなに完璧な真君も!?」
「完璧は大袈裟だよ~♪
僕も、そこまで完璧じゃないんだしね。
つか、人間だれしも完璧な人間なんて居ないよ?」
まぁ、それはそうだけど・・・
「真君はいつから、ここに?」
「ん?僕は3歳から入って、5歳でこの役職に就いたんだ~」
ご、5歳!?