しふぉん・けーき
―――というわけで。

「!!
な”っぢゃん?」

放課後、真君の家に早速おうかがいに行きました!!

ドアを開けた真君は、本当に病人みたいで立っているものやっとな位にみえる。

「お見舞いにきました。
お邪魔します」

私は、僭越ながらズカズカと真君の家に入る。

「ひどり”なの”?」

「うん」

「危ないよ?」

「大丈夫。
それより熱ははかった?」

「ううん・・・まだ・・・」

と言うので、買っておいた体温計で熱をはかる。

ピピピッと音が鳴ったので、みてみると38.5℃。

高熱じゃん!!

「寝なよ!!」

「え”!?でも・・・」

「いいから、ほら!」

と私は無理やり真君をベッドに倒す。

「喉かわいてない?お腹は?
何か口にした方がいいよ」

「ん~・・・」

「あ、リンゴあるけど、食べる?」

「あ、食べる・・・!!」

ということで、私はキッチンにナイフを借りてリンゴの皮をむく。
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