しふぉん・けーき
事務所に入り、私は朱莉さんから預かった資料をファイルに閉じていった。

私がやり忘れていたのはこの作業。

良かった。今思い出して。

すると、ドアからドンドンという大きな音が響いた。

誰だろうとドアを開けた瞬間、男の人達が薬をつけたハンカチを私に押し付けられた。

私はそのまま意識がなくなった。
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