しふぉん・けーき
となると、次に考えられることは―――
「なつきのことを俺と間違えて連れ去られたんじゃねぇか?」
「どういうこと?」
涙が初めて口を開いた。
「野村宏は、俺が夜遅くまでここに居ることはわかってるんだよ。
つまり、野村宏は俺を連れ去ろうとしたが間違えてたまたまここにいたなつきを連れ去ってしまったんじゃねぇか?」
「そんな・・・!?
じゃあ、なつきちゃんはその道連れになってしもうたってこと・・・?」
「あぁ」
「じゃあ、もし、そうだとして、これからどうやって、楢井さんを連れ戻す?
今頃、楢井さんは―――」
奴に殺されるかもしれない―――
本当は俺はやりたくないけど、仕方ない。
「次の作戦にうつる。
涙。お前の嗅覚を借りるぞ」
「え・・・?」
「なつきのことを俺と間違えて連れ去られたんじゃねぇか?」
「どういうこと?」
涙が初めて口を開いた。
「野村宏は、俺が夜遅くまでここに居ることはわかってるんだよ。
つまり、野村宏は俺を連れ去ろうとしたが間違えてたまたまここにいたなつきを連れ去ってしまったんじゃねぇか?」
「そんな・・・!?
じゃあ、なつきちゃんはその道連れになってしもうたってこと・・・?」
「あぁ」
「じゃあ、もし、そうだとして、これからどうやって、楢井さんを連れ戻す?
今頃、楢井さんは―――」
奴に殺されるかもしれない―――
本当は俺はやりたくないけど、仕方ない。
「次の作戦にうつる。
涙。お前の嗅覚を借りるぞ」
「え・・・?」