しふぉん・けーき
それから、しばらくの間銃撃戦が続いた。

お互い一歩も引かない。

すると、真君は私を野村君の見えない所に隠し、野村君に襲い掛かる。

咄嗟のことに耐えられなかった野村君はその場に倒れこむ。

そして、真君は野村君の左右の耳の直近に銃弾を撃つ。

それから野村君に銃口を向ける。

「お前の行動を改めてこの3~4日間見させてもらったぞ。
部下の尊い命を奪い、女性への強姦に性的暴力・それから国のお金の横領・・・
お前のやったことは十分な犯罪なんだよ。
どのみちお前は極刑になるだろう。そのご覚悟はお持ちでしょうな?
まぁ、この俺があの世へ連れて行ってやる。
あの世で閻魔大王に裁きを受けるんだな」

と、引き金を引いた。




























―――ピロ~ン・・・
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