しふぉん・けーき
しばらく描いていくと、なんだか、自分のふでばこらしい絵になってきたかなと自負する。

けど、どちらかというとそんなに似てないような気が・・・

一方、真君は・・・

「♪♪♪」

鼻歌を歌いながら描いていく。

「!!」

横から覗いてみると、何とも言えない芸術さ。

超うまい!!

色がついてないからどっちか本物かはかろうじてわかるが、影といい、立体感といい、本物にそっくりだ。

もし、色を塗ったらわからないかも・・・

「絵、上手だね」

「そう?」

「表彰とかもらえそう・・・」

「あ、うん。
何度か取ったことあるよ、僕」

でしょうね~・・・

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