しふぉん・けーき
一人ぼっちになった保健室。

私は一人、真君のことが頭から離れなかった。

最近になって、真君が頼もしくなっている。

この前のストーカーのときも、さっきのことも・・・

真君ってやさしんだなぁ・・・

そう思うだけで、心臓がうるさく脈打つ。

なんで、こんなにドキドキするんだろ・・・?

あぁ、そっか!!

今までそんなに優しくされたことがないからなんだ!!

そう、あんなにやさしくくれたのは、真君が初めてなんだ。

やっぱり、憧れるなぁ・・・

さっきも、クラスの中心になってイベントの企画の招集していたし・・・

肝試し、行っても・・・いいのかな・・・?

そう考えているうちに、私は深いねむりについた。
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