しふぉん・けーき
「ってなわけで、次の教室の案内をするよ~」

と、真君は白い封筒を私たちに渡す。

「ここに、指定された教室にろうそく立てがあるから、それをたてて戻ってきてね」

「はいよ」

「じゃあ、気をつけてね~★
みっちゃん、なっちゃんをお願いね~」

と、真君に手を振って見送られ、私たちは教室を後にした。
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