あたしは人形じゃない…

「出来たぞ!」

「あっ。あたし持ってい来ます!」

「座ってろ!
で?何話してたんだよ!なんか俺のケンカがどーのって」

「そんなこと言ってたっけ?
あたしバイト行かなくちゃ!ばいばーい!」

「バイトなんてしてねーだろ!」


「楽しそう…だね?」

「そうか?」

「あたしの家では考えりない光景だな…って…」

「これが普通。」

「そっか…」

「なにまた悩んでんの?
俺が何とかするって言ったろ?大人しく俺についてこればいい…」

「うん…

あのね…?なんで。あたしに一生懸命にしてくれるの?」


「俺みたいになって欲しくないから…俺の小さい頃に似てる…
そんなお前を助けたい…」


「え?」


「俺の話も聞くか…?」

「…うん…」





まさか…こんな話を聞くなんて思ってもなかった…


ねぇ?

悠鈴くん?

あなたはあたしを救ってくれたね?



次はあたしが悠鈴くんのみかたになるよ



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