君と、世界が変わる瞬間に。
ー…
「わぁ、もうこんな時間っ!ごめんね空っ長居しちゃって…!」
「ううん!楽しかったし、全然いいよ」
時刻はもう7時半。瑠璃との話はすごく楽しくて時間なんて忘れていた。
「駅まで送るよ!」
「大丈夫!…じゃ、また夏休み中に遊ぼうね!」
また、があることに嬉しさを感じた。
「うん。…また!」
多分瑠璃も同じだったんだろう、笑って手を振ってくれた。
家の前で瑠璃を見送ってから家に入る。