絶望を超えたその先には



「やっばぁーい!遅刻だっ!!蓮のせいだっ!!!」












「あー?人のせいにしてんじゃねーよ!バカ菜乃!!」








バカってなんだ!……って!!そんなことしてる場合じゃないっと思い、すぐさま蓮を置いて体育館に向かって走った













「あ、おい!俺今日転校してきて道わかんねーんだぞ!?置いてくなよー」









そんな声が聞こえてくるがこの際無視だ無視。








「ついたっ」






意外とすぐそこに体育館があったので後ろのドアに忍び足で近づく。









急に肩を誰かにガシッと掴まれた。








「ひょっ!?…だっ、誰!?」




「菜乃」





















「なぁんだ。蓮か」








びっくりして損したー










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